【銀座のホステスが教える！】店内の人との上手な付き合い方を伝授!!高級クラブで働きたい方必見
現役の銀座のホステスが教える！店内の人との上手な付き合い方をお伝えします。
ドラマや漫画で観るホステスの世界は、少し怖そうなところがありますよね。
華やかなイメージもあるけれど、イジメやノルマはあるのか。
人間関係が難しそう…など。
実際どうなのでしょうか？
この記事では、ホステスはどんな世界なのか、ママや他のホステスとの付き合い方のコツを詳しくご紹介します。
目次
ホステスってどんな世界？
ホステスがどんな世界なのか、正直にお伝えします。
イメージしやすいように、直接的な表現になってしまうんですが･･･。
ホステスは、表面上はとても仲が良いですが、腹の探り合いをする世界です。
基本的に、お店の中でイジメなんてありませんし、もちろん陰口を言い合ったりもしません。
雑談は、お互いの良い所を褒めあったり、時事ネタについての話題が多く、他の女の子の話題では、あまり本音を言いません。
だからこそ、「本当はどう思っているのかしら？」と、お互いの顔色を伺いつつお仕事をしています。
実力社会なので、当たり前ですが、お客様を多く呼べるホステスは、待遇が良くなります。
とは言え、近年はノルマがあるお店はほとんどなく、先輩ホステスが後輩や新人を虐めることは、昔に比べると、限りなく少ないです。
ママとの付き合い方
ママとの付き合い方で重要なのは、ママが使いやすいホステスでいることです。
私たちホステスは、ママに雇われているので、「もう来なくていい」と言われたら終わりです。
お店の中でママが一番偉い人であり、全ての決定権を握っていること、自分が働かせていただいていることを、いつ何時も忘れてはいけません。
●”ありがとう”と”ごめんなさい”をちゃんと言う
●報告・連絡・相談を徹底する
●誕生日を必ずお祝いする
筆者が、ママとの付き合い方で気を付けていることを、この３つに分けてご紹介していきます。
ママとの付き合い方のコツ① ”ありがとう”と”ごめんなさい”をちゃんと言う
いきなり幼稚園の先生みたいなこと言い始めた！？と、思うかもしれませんが、真剣にお伝えしています。
意外かもしれませんが、「”ありがとう”と”ごめんなさい”をちゃんと言う」ができない人って、結構多いんです。
特に”ごめんなさい”に関しては、どんなプライドがあるのか、かなりの確率で言えない人がいます。
そういうホステスが嫌われて、すぐに辞めていくところを、筆者は何度も見て来ました。
ママとの付き合い方のコツ② 報告・相談・連絡を徹底する
当たり前のことですが、とても大切なことです。
例えば、「性格が悪いらしい」と聞いた人のことを、”性格が悪い人”だと思ってしまったりすること、ありませんか？
これは、人の心理として、先入観を持ってしまうからなんですよね。
筆者が失敗から身に染みたことなのですが、どんなに気をつけていても、女の子同士でトラブルになることはあります。
そういう時に、誰よりも早く報告や相談をした方が、先入観なく話を聞いてもらえるので、筆者は、トラブルになりそう！と思った時点で、ママに話すようにしています。
ママとの付き合い方のコツ③ 誕生日は必ずお祝いする
大事なことは、忘れずに毎年お祝いし続けることです。
プレゼントは気持ちなので、3,000円〜5,000円程度で構いません。
誰だって、誕生日を忘れずにお祝いしてもらったら嬉しいですよね？
特に銀座のホステスにとって”誕生日”は、お客様が来店してくださるチャンスですし、特別なイベントです。
長年銀座にいるからこそ、私たちよりも誕生日を特別に思うママも多いでしょう。
「いつもありがとうございます」と、感謝の気持ちを表せる日でもあるので、一年に一度、ママの誕生日は必ずお祝いすると良いですよ♪
黒服さんとの付き合い方
黒服さんとの付き合い方で大事なことは、”黒服さんがいるから、私たちホステスは接客に専念できる”、これを忘れないことです。
黒服さんがお客様を迎える準備をして、色々なものを用意してくださるから、私たちホステスは接客に専念できます。
それが黒服さんのお仕事ですが、当たり前に思ってはいけません。
いつ何時も、お礼や感謝を忘れずにすることで、黒服さんからの評価は大きく変わります。
そして、きちんとコミュニケーションを取って、良い関係を築いておくことで、黒服さんは必ず助けになってくださいます。
例えば、今日はママの機嫌が良くないとか、昨日こんなトラブルがあったとか、色んな情報をくださったり、お客様が複数被ってしまった時に、場を繋げる手助けをしてくれたり…。
黒服さん無しでは、私たちの仕事は成り立たないのです。
黒服さんとコミュニケーションを取るのに、筆者がよく使う方法は、たまに早く出勤した時や、自分の手が空いた時に、雑用を手伝うこと。
そして、“いつも感謝している“ことを伝えること。
黒服さんも人間なので、自分に親切な人には、親切にしてあげようと思ってくれます。
先輩ホステスとの付き合い方
先輩ホステスとの付き合い方で重要なのは、”嫌われない”ことです。
極端なことを言うと、好かれなくてもいいから、嫌われない努力をした方がいいです。
わざわざ嫌いな人を、自分のお客様がいる席に呼ぶホステスはいません。
しかも、直接口にはしませんが、”誰が誰を嫌っているか”は、態度や雰囲気で分かります。
察しのいい女性が多いが故ですね。
そして、先輩ホステスに嫌われている女の子は、とても使いづらいです。
雇い主のママからすれば、”厄介”とすら思われてしまうこともあります。
そのため、好かれなくてもいいから、嫌われない努力をした方がいいのです。
他の女の子との付き合い方
他の女の子との付き合い方で大切なことは、“今日の味方が明日には敵になる“ことを忘れないことです。
基本的にお店の女の子とは、適度な距離感を保つのがいいですし、プライベートでも仲良くするなら、本当に信用できるのか、よく見極めなくてはいけません。
また、嫌味や失礼なことを言われたら、しっかり言い返しましょう。
「そのドレス着ようと思ったんだけど、私は胸がキツくて…愛ちゃんピッタリだね！羨ましいな。」
例えば、こんな失礼なことを言われたとします。
筆者なら、「悪意はないんだろうけど、それ傷付きます〜！ひど〜い！」と返します。
え、言い返すってそれだけ？と思うかもしれません。
しかし、ここで言う”言い返す”は、自分がスカッとするのが目的ではなく、”あなたの失礼な言葉を私は許しません”という姿勢を示すことが目的です。
そういう嫌味や失礼なことをわざわざいう人は、確信犯なので、「言っても大丈夫な人」かどうかを見極めているのです。
そのため、毅然とした態度を示すことで、「言っても大丈夫な人」リストに入らないようにします。
絶対にしてはいけないNG行動３選
これをしたら100%、店内の誰からも嫌われてしまうNG行動を、３つご紹介していきます。
●NG行動① 遅刻
どんな仕事でも同じことですが、遅刻をする人間は信用されません。
やむを得ない場合は仕方ありませんが、日常的に遅刻をしないようにしましょう。
●NG行動② 悪口や愚痴、不満を言う
全く言わない人はいないと思いますが、筆者は、店内の人に悪口・愚痴・不満は絶対に言いません。
お客様の秘密に関しては口が固いホステスも、噂好きの女性の集まりです。
大体、１つのお店に２人くらいは噂好きのホステスがいるので、言わなくていいことは言わない方が身のためです。
●NG行動③ 他のホステスのお客様に、自分から連絡先を聞く
暗黙のルールとして、他のホステスのお客様や関わりがあるお客様に、自分から連絡先を聞くのはご法度です。
お客様の方から聞かれても、自分の名刺をお渡ししてもいいかホステスに確認しなければいけませんし、お客様からいただいた名刺は、後でホステスにお返しするのが決まりです。
店内の人との上手な付き合い方まとめ
ここまで店内の人との上手な付き合い方をお伝えしました。
最後にこの記事のおさらいです。
・ホステスは、表面上はとても仲が良いですが、腹の探り合いをする世界
・ママが使いやすいホステスでいること
・黒服さんがいるから、ホステスは接客に専念できることを忘れない
・先輩ホステスには、好かれなくてもいいから嫌われない
・今日の見方は明日の敵になることもある
・絶対にしてはいけないNG行動３選
この記事が、これからホステスとして活躍する皆さんの役に立てれば嬉しいです。
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