キャバクラでお触りは許される?対処法とNG行動を紹介
キャバクラで働く魅力は、人と会話しながら華やかな空間で収入を得られることですが、一方で「お触り」にまつわるトラブルを耳にすることもあります。実際、キャバクラではお触りが基本的に禁止とされていても、お酒が入る場面や盛り上がった雰囲気の中で、思わぬセクハラ被害に遭う人も珍しくありません。
本記事では、キャバクラのお触り事情や、嫌な思いをしないための対策、さらにはNG行動や「お触り客」の特徴などを詳しく解説します。
これから夜の仕事を始めたい方、すでに働いていてお触りに困っている方は、ぜひ参考にして安全・安心な働き方を選んでいただければと思います
目次
キャバクラでお触りはある?
キャバクラは「会話や接客サービスを楽しむ場所」というコンセプトであり、あからさまな身体的接触は基本的にNGとされています。経営者やボーイなどのスタッフも、トラブルを回避するためにお触りを禁止しているのが一般的です。条例や公安委員会の規定でも、風俗営業に当たらないキャバクラは性的サービスを行わない形態となっています。
しかし、実際の現場では、お酒が入ると気が大きくなるお客様がいて、軽いスキンシップの延長としてボディタッチを試みるケースが多々あります。店舗側が「キャストを守る」方針であれば対処がしやすいですが、方針が曖昧な店舗だと、キャストが個人で拒否するのに苦労することがあります。
水商売と風俗業の違い
キャバクラと類似のナイトワークには「風俗」も含まれますが、両者の違いは大きいです。キャバクラなどの水商売は飲食と会話を提供する業態で、性的サービスを前提としていません。
対して風俗業は性的なサービスを提供するのが主眼であり、法律面でも区分されています。
キャバクラはあくまで「お酒とトークを楽しむ」形態であり、いわゆるセクシーサービスを行わないため、お触り行為が法律や店内ルールで明確に禁止されていることが多いです。これは店の信用やトラブル防止、キャストの安全を守るためにも重要な位置付けです。
キャバクラでお触りされたときの対処法
それでは、現場で実際にお触りを受けそうになったり、すでに触られた場合にはどのような対策をすれば良いのでしょうか。ここでは具体的な対処法を5つ紹介します。
話題を変える
お客様が手を伸ばしてきたり、距離を詰めてきたりする前兆を察したら、すかさず別の話題で盛り上げるのが有効です。「そういえば○○の話、聞きました?」など、興味を引きそうなトピックを振って気を逸らす手法です。話に集中させることで、物理的な接触へ意識を向けさせないようにします。
お客様を紳士に仕立てる
「○○さんって紳士的でステキですよね。」「優しくて頼りになる」などと持ち上げつつ、それと矛盾する行動(お触り)はしないでね、という雰囲気を暗に伝えます。プライドをくすぐることで触る行為を抑制できる場合があります。
お客さまにタッチして距離をとる
意外な方法ですが、自分から肩や手などを軽くタッチしつつ「○○さーん、落ち着いてくださいよー」と促すと、お客様が触れたい衝動をある程度満たせることがあります。自分からコントロールして触ることで、相手にこれ以上の接触をさせないテクニックです。
はっきりと断る
「それはちょっと困ります」など、シンプルにNOを伝えるのは最終的かつ確実な方法です。言いづらい場合もありますが、曖昧にしているとエスカレートするリスクがあるため、毅然とした態度で断ることが大切です。
ボーイに助けを求める
店内ルールでお触りNGとされている場合、ボーイを呼んで対応してもらうのが効果的です。キャストが直接断るよりも、スタッフから正式な注意を受けたほうが、お客様も「店のルール」として納得しやすい傾向があります。
キャバクラでお触りされたときのNG行動
対処法をいくら知っていても、やってはいけないNG行動があると、かえって事態が悪化する場合があります。以下の2つは注意が必要です。
笑顔で受け入れる
嫌だけど無理に笑顔を続けていると、お客様は「OKなんだ」と勘違いしてエスカレートするリスクがあります。やんわりかわす程度では伝わりにくいため、誤解を招かないようにしましょう。
極端に避ける
パッと立ち上がる、思い切り手を振りほどくなど、急激に距離を取ると、お客様に恥をかかせたと感じさせ、雰囲気を悪化させるリスクがあります。
少しずつ位置をずらしたり、言葉で丁寧に断ることを意識しましょう。
キャバクラでお触りするお客さまの特徴
お触りをしてくる客層には一定のパターンが見られます。ここでは3つの代表的な特徴を紹介します。
ノリが良い団体のお客さま
仲間同士で盛り上がり、悪ノリしやすい雰囲気になっているとき、キャストへのタッチをゲーム感覚でやってしまうケースが多いです。
団体心理でブレーキが利かなくなる点に注意が必要です。
酔っぱらっているお客さま
アルコールが入ると自制心が緩み、普段ならしない行動に出ることがあります。相手が明らかに酔っている場合は、飲ませ過ぎないようにコントロールするのも一つの対策です。
お金持ちアピールをするお客さま
「俺が払ってやるんだからいいだろう」と勘違いし、金銭的な優位を盾にお触りを正当化しようとする客もいます。断りづらい雰囲気を醸し出すことが多いため、店側のサポートが不可欠です。
キャバクラでお触りされやすい人の特徴
お触りを受けるのは運や相手の性格だけではなく、自分の振る舞いにも原因がある場合があります。ここでは3つの特徴を挙げます。
おとなしく控えめ
大人しい性格で、断るのが苦手そうに見える人は、お客様から「拒否しないだろう」と思われがちです。弱気な態度やはにかんだ笑顔が「抵抗しないサイン」と誤解される危険があります。
胸や脚の露出が多い
刺激的な衣装を着るのはキャバクラの華やかさの一部ですが、過度な露出はどうしてもお触りリスクを高めます。露出が多いと「触ってもいい」と誤解される可能性があります。
下ネタに対してノリが良い
下ネタトークを積極的にしてしまうと、お客様が「この子は何でもOKなんだ」と勘違いするケースがあります。適度に盛り上げつつも、境界を明確に示す必要があります。
お触りができるセクシーキャバクラとは
一般的なキャバクラではお触りはNGですが、「セクシーキャバクラ」や「お触り公認」のお店も存在します。いわゆる「おさわりキャバクラ」「お触りパブ」などと呼ばれ、料金体系やサービス内容が一般的なキャバクラとは異なります。
こうした業態は、法律上は風俗営業の一種に分類されることが多く、働く女性は了承の上で接客を行う仕組みです。高収入が期待できる反面、身体的な接触に対するリスクやトラブルも多いため、しっかり店のルールと方針を理解しておく必要があります。
キャバクラでのお触りはNG!避けるテクニックを身に付けよう
キャバクラで「お触り」されるリスクは少なからず存在しますが、基本的には店の方針やボーイのサポートもあって禁止されている場合がほとんどです。働く側としては、毅然と断る・話題をそらす・軽く触れ返して距離を保つなどのテクニックを身に付けることで、トラブルを回避しやすくなります。
また、そもそもピンク系サービスがない普通のキャバクラであれば、お触りの必要性はありません。「お触り公認」のセクシーキャバクラとは異なる点を理解し、働くお店を選ぶ際にはルールや雰囲気を事前に確認しましょう。自分の安全と安心を確保できる職場を選び、夜の仕事でも楽しく接客できるようにしていただければと思います。
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10年以上港区を中心にラウンジ・キャバクラ・クラブ・ガールズバー紹介していた経験からライターに転身。
ナイトワークで働く女性の悩みや知りたいことに誰よりも知見があります。
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