体験入店(体入)時のマナー、面接から本番までプロが徹底解説!
ナイトワークが初めての子にとっては、仕事内容がなんとなくは想像はできても、具体的に何をするのか、どこまでが仕事範囲なのかよくわからないのではないでしょうか。
そんな不安を解消できるのが体験入店(体入)制度です。1日お試しで働いてみることで、どのようなことをするのかイメージがつかみやすくなります。
この記事では、体入の制度や体入する場合のポイントを徹底解説!ナイトワークを希望する女の子は、ぜひ参考にしてください。
目次
体験入店(体入)ってどんな制度?初心者向けにわかりやすく解説
体験入店(体入)とは、ナイトワークのお店でよくみられる制度です。ここでは体験入店(体入)とはどのようなもので、何をするのか、わかりやすく解説します!
初心者でも安心!体入は1日夜職をお試しできる制度
体験入店とは、実際にお店で働き始める前に、お店での仕事を1日限定で体験してみることです。中には数日体験できるお店もあります。
体験入店は、「体入」と略されます。地方によっては「一体(いちたい)」と呼ばれることもあるようです。
基本的には面接に合格した子が、実際に正規のキャストとして働き始める前にお試しで働いてみて、本当にキャストとして採用するのにふさわしいかどうかをお店側が判断するための制度です。
また、体入でも、仕事内容は正規のキャストと同じです。女の子の側からしても、実際にどんな雰囲気のお店なのか、お客さんの客層はどんな感じなのか、どのような働き方をするのかなど、面接だけではわかりづらいお店の実際の姿を体験することで、仕事内容を理解したり、実際に働いている自分の姿をイメージしたりできます。体入で特に問題がなければ本入店となり、そこのお店のキャストとして働くことになります。
つまり、体入はお店にとっても女の子にとっても、ミスマッチを防ぐことができて便利なシステムです。
このように便利な体入ですが、どのお店でも必ずやっているものではありません。また、本当にそこのお店でやっていけるかどうかを見極めるためのシステムなので、採用の面接に不合格だった場合には体入はありません。
また、体入を実施しているお店でも、その時のお店の状況によっては体入できない場合もあります。
体入でもお給料がもらえる!
体入の嬉しい点は、働いた分お給料がもらえることです。さらに、ほとんどの場合体入のお給料はその日のうちに現金手渡しでもらえるのも嬉しいポイント。
ただし、必要な税金が引かれていたり、ヘアメイクをしてもらったりドレスのレンタルをしたりした場合にはその経費が差し引かれていたりするので、もらえる金額が「時給×働いた時間分」ではないことに注意しましょう。何が経費として差し引かれるのかは、最初の面接の時点で確認しておくと安心です。
体入の基本的な流れを解説
体入の基本的な流れは次の通りです。
- 1.体入したいナイトワークのお店を探す
- 2.お店で採用面接を受ける
- 3.仮採用が決まったら、体入のためにお店でのルールの説明を受ける
- 4.着替えが必要な場合は着替えをし、お客さんの前に出れるよう身支度をする
- 5.先輩キャストについて体入する
- 6.体入終了後お給料を受け取る
- 7.本入店の意思の確認
体入をしたいお店は、友達やスカウトからの紹介、SNS、求人サイトなどから探すのが一般的です。
会員制ラウンジ専門の求人サイトのlounge baito(ラウンジバイト)のように、ナイトワークに特化した求人サイトであれば効率よく体入できるお店を探すことができます。
体入したいお店が見つかったら、面接の申し込みをしましょう。ナイトワークでも一般のアルバイトでも、面接で気をつけることは同じです。面接では、主にきちんとお客さんに応対できるかどうか、仕事にきちんと取り組んでくれそうかをみています。
面接に合格したら体入をします。体入の結果、そのまま働きたい場合には、「本入店を希望する」と伝えましょう。お店の側でもそのまま働いて欲しければその後の流れの説明があるはずです。
一方、「今後については後日連絡します」と言われた場合には、不採用の可能性があります。また、女の子の側でやっぱり自分には向いていないと感じたら断っても構いません。
初めての体入で失敗しないための服装・持ち物チェックリスト
初めての体入で失敗しないための服装や持ち物は以下の通りです。まず、大前提として働くために免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの、本人確認書類が必要です。顔写真付きのものが望ましいですが、ない場合には何をもって行けばよいかお店の採用担当者に確認しましょう。
その他の持ち物には以下のものがあります。
【ラウンジの場合】
- ・ミニバッグ
- ・化粧品
- ・目薬
- ・口臭予防アイテム
- ・消臭スプレー・ヘアミスト
- ・マルチオイル
- ・ハンカチ(複数枚)
- ・ティッシュ
ラウンジでは、キャストは基本的にバッグを持って移動します。そのため、小さなバッグに必要最低限のものを入れておくと便利です。
【キャバクラの場合】
キャバクラの場合には、ラウンジの場合の持ち物に加えて、以下のものが必要です。
-
- ・ライター
- ・ペン
- ・名刺入れ
- ・ベージュのストッキング
- ・ヌーブラ
・ドレス
・パンプス
体入前に知っておきたいマナー【応募から面接まで】
体入をするには、まず仮採用になることが必要です。ここでは、応募の仕方から面接まで、知っておきたいマナーや気をつけるポイントをご紹介します。
応募時に注意!正確な情報を記入しよう
最近では、バイトの応募はインターネットを通じて行うことが多いです。ネット経由の応募で多いのが、必要情報の入力ミスです。
メールアドレスやLINEのID、電話番号などの入力が間違っていると、先方からの連絡が届きません。正確に入力すること、また、入力確認画面できちんと入力した内容を確認しましょう。
面接成功のコツ!笑顔でハキハキした受け答えしよう
面接の時には、笑顔でハキハキした受け答えをしましょう。
面接では、実際の接客を想定して言葉遣いや聞かれたことにきちんと答えられるか、笑顔で応対することができるかなどが見られています。
仕事内容や待遇など気になることは遠慮せずに質問してOK!
仕事内容や待遇に関する疑問はどんどん質問しましょう。
本入店になってから「こんなはずではなかった」「思っていたのと違った」となるとお店にとってもあなたにとっても大きな損失です。面接の段階で気になることはしっかり確認しましょう。
体入前に持ち物の確認をしっかり行う
体入前に持ち物の確認をしておきましょう。
特に即日体入を希望している場合には、面接前に持ち物を問い合わせておくと安心です。
第一印象が重要!待ち合わせ時の挨拶と言葉遣い
第一印象はとても大事です。
お店の場所がわかりづらい場合など、わかりやすいところでお店のスタッフと待ち合わせすることがあります。会ったら、明るく笑顔で挨拶し、迎えに来てくれたことに対するお礼を述べましょう。
体入中に心がけたいマナー【お仕事編】
ここからは、体入で仕事をしているときに心がけたいマナーをご紹介します。
ヘアメイクさんとのコミュニケーションも丁寧に
お店によってはヘアメイクさんがついてくださることもあります。ヘアメイクさんも大事なお店のスタッフの一人です。コミュニケーションは丁寧に取りましょう。
接客の基本は笑顔!聞き上手を意識しよう
ラウンジやキャバクラにいらっしゃるお客さんは、会話を楽しみに来ています。お客さんの話を笑顔で聞くことで、「また来たい」と思ってもらえたり、本入店後の指名に繋がったりします。
お仕事後の面談は正直に丁寧に答えるのが好印象
ラウンジやキャバクラにいらっしゃるお客さんは、会話を楽しみに来ています。お客さんの話を笑顔で聞くことで、「また来たい」と思ってもらえたり、本入店後の指名に繋がったりします。
給料受け取りや送迎時の御礼と挨拶は忘れずに
お給料をいただく時や、送迎をしてもらった時のお礼や挨拶は丁寧に行いましょう。
あなたの仕事を支えてくれているのは、お客さんだけではありません。多くのスタッフのおかげで仕事が成り立っていることを忘れずにいたいものです。
初めての体入で失敗しないためのポイント
初めての体入で失敗しないために気をつけるポイントをご紹介します。たくさんあって面倒くさく感じるかもしれませんが、どれも基本的なことばかりです。ナイトワークだけでなく、他の仕事につく場合でも言えることも多いので、ここで身につけておくといいですよ。
ドタキャン厳禁!連絡は早めにしっかりと
ドタキャンは絶対にやめましょう。これは、どんな仕事にでも言えることですが、体調不良や都合がつかなくなったことがわかった段階ですぐに断りの連絡を入れましょう。
体入の時点で信用できない子だと思われると、その後の本入店に関する判断や時給設定に悪影響を及ぼすかもしれません。必要な連絡は必ずしましょう。
お客さんとのLINE交換はNG!
お客さんとのLINE交換はしないでください。
体入が終わってあなたがそこのお店に本入店しなかった場合、お客さんとLINE交換をしていると、お客さんを連れて他のお店にいくことが可能になってしまいます。これは、お店同士のトラブルを招く原因になります。
また、あなたがついたお客さんは他のキャストを指名していたお客さんである可能性が高いです。あなたがお客さんとLINEを交換することで他のキャストとのトラブルにも繋がりかねません。
これは、LINEに限らずSNSやメールや電話番号も同じことです。
体入は基本的に一店舗につき一回
体入は、あくまでもお店の雰囲気を知り本当にそこで働いていけそうかを見極めるためのもの。そのため、ひとつのお店で体入は1回までが基本ルールです。
「1回目の体験入店でお客様の入りが悪くほとんど接客できなかった」などの理由で2回以上体入できることもありますが、それはかなりの例外だと考えましょう。例外なしに複数回体験入店できるお店は、そのように募集記事に書かれているはずです。
体入は本入店より時給が高いことが多い
体入は本入店よりも時給が高めに設定されていることが多いです。体入の段階では、まだ本入店ではないため「ここで働きたい」と思ってもらうためです。
体入後の本入店は確実じゃない!
面接で合格になった人が体入に進めることは、先にもお伝えした通りです。ただし、体入に進んだからといって本入店できるとは限りません。
体入は、女の子の側からすればお店の雰囲気や客層、仕事内容を知るためのものですが、お店にとっても女の子が本当にお店でキャストとして働けるかを見極める場です。お客さんやスタッフへの接し方、言葉遣いなどを観察されていると思ってください。
体入は最終面接くらいのつもりで臨みましょう。
キャバクラ体入でよくある質問
ここからは、キャバクラ体入でよく聞かれる質問についてお答えしていきます。
面接なしで体入は可能?
採用面接をせずにいきなり体入することは可能でしょうか。
答えはNOです。体入する前に、女の子がそこのお店の求める人材にマッチするかどうかを確認され、面接に合格した子だけが体入に進むことができます。
体入とはいえ、仕事は正規のキャストと同じです。お店側もキャストをきちんと選ぶ責任があります。
中には1日派遣のような形で働けるところもありますが、お店と直接雇用契約を結ぶ場合には、面接なしでの体入は難しいと考えた方がよいでしょう。
体入にかかる交通費はでる?
多くのナイトワークでは、交通費は支給されません。ただし、体入の時だけ交通費が出るというお店もあるようです。
詳しくは求人情報を確認するか、お店に直接問い合わせするかしてください。
体入にもノルマはあるの?
体入は基本的に1日だけのお仕事なので、ノルマはありません。
実際にキャバクラで正規キャストとして働く場合には、お店によって売り上げノルマ、出勤ノルマ、同伴ノルマなどさまざまなノルマがあります。面接の時に、実際に正規キャストとして働くことになった場合にはどのようなノルマが課せられるのか、確認しておきましょう。
即日体入できるお店はある?
面接後にそのまま体入する、いわゆる即日体入ができるお店は多いです。
即日体入には、本採用前に何度も足を運ぶ必要がない、空いている時間を活用することができるなどのメリットがあります。
即日体入するためには免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。お店によってはドレスやヘアメイク道具は自前のみというところもあります。
また、即日体入を実施しているお店でも、面接の時間、正規キャストの出勤状況やお客さんの入りの見込みなどによって、即日体入ができない場合もあります。希望する日に即日体入ができるか、必要な持ち物は何か、面接の申し込みの時に確認するとよいでしょう。
体入中にお客さんを呼んでも大丈夫?
他店で働いていた経験がある人は、自分についているお客さんがいる場合もあるでしょう。もともと自分についているお客さんを体入先のお店に呼ぶことは、特に問題ありません。
慣れているお客さんと接客する姿は入店後の姿を想像しやすくさせ、お店にアピールすることができます。指名を取れるかどうか、売上をあげられるかどうかは本入店後の重要な評価ポイントですので、本入店後の時給評価にもつながることもあります。
体入の途中で帰っても平気なの?
体入の途中で帰ってしまうと、お店側からの印象が悪くなってしまいます。無断退勤は絶対にやめましょう。
「待機時間がヒマ」「思っていたのと違った」などの理由で帰るなどもってのほかです。体入とはいえ、仕事は仕事なのできちんと約束した時間は責任をもって仕事に取り組みましょう。
ただし、体調が優れない場合、お店と女の子の間で予定よりも早い時間に帰ることの合意が取れている場合は帰っても大丈夫です。
体験入店は何時間くらい働くの?
体験入店(体入)は3~4時間であることが多いです。
体入は、お店側からすれば女の子が本当にそこのお店でやっていけそうかを確認するためのもの。また、女の子側からすればそこのお店の雰囲気、客層、仕事内容を確認するためのものです。3〜4時間あれば十分に確認できるでしょう。
昼間から体入することはできるの?
昼の時間帯に営業している「昼キャバ」と呼ばれるお店や、昼から夜までずっと営業しているお店であれば、昼間の体入も可能です。
体入はお店の正規の営業時間内に行われるので、夜しか営業していないキャバクラの場合には昼間の体入はできません。
体入応募後に連絡が来ない場合はどうすればいいの?
体入に応募したにもかかわらず指定された日数を超えても連絡が来ない場合には、体入への応募者が多くて選考や対応に時間がかかっている、採用担当者が忙しく対応できていない、
先方からのメールや着信を見落としている、自分の連絡先を間違えて伝えてしまっているなどの原因が考えられます。
中には採用しない場合には連絡をしないというお店もありますが、そうではないのに数日待っても連絡が来ない場合は、連絡を見落としていないか、入力した自分の連絡先が間違っていないかもう一度確認してみましょう。特に問題がないようであれば、先方に問い合わせてみましょう。
体入当日にお給料を受け取れる?
体入のお給料はその日のうちに現金で手渡ししているお店がほとんどです。まれに銀行振込の場合もありますので、事前に確認してみましょう。
見た目に自信がなくても大丈夫?
見た目が美しいに越したことはありません。しかし、見た目が美しいだけでは務まらないのがキャバクラの仕事です。
キャバクラでは、ただそこにいるだけでなく、お客さんと楽しく会話をしたり、お酒を作ったりタバコに火をつけたりといった接客が求められます。ですから、どんなタイプの男性がきても緊張せずに話せるコミュニケーション能力や、お客さんの話を楽しく聞ける力のある子、飲み物が少なくなってきたことやタバコを吸いたそうにしていることに気づいて次のドリンクを作ったり、ライターを出したりできるような気の利く子が重宝されます。
見た目はメイクやドレス選びで意外にどうにかできるものです。キャバクラで頑張りたいという気持ちを大切にしましょう。
ラウンジバイトがオススメするラウンジ
▶︎レジテッド
▶︎カンナ
▶︎ベッカン
▶︎アジト
▶︎5LDK
▶︎センサー
▶︎24ラウンジ
▶︎インク
▶︎エル
▶︎ボックス
▶︎テラス
▶︎アチェロ
▶︎セゾン
▶︎一期一会
▶︎ミリオン
▶︎ゼットラウンジ
▶︎アンジェロラウンジ
▶︎チケッツ
▶︎38°(サンパチ)
▶︎ヴァレラ
▶︎インタイトル
▶︎ガストン
▶︎リリス
▶︎エンカウンター
▶︎LP東京
▶︎上野クラス
▶︎赤坂ファースト
体験入店(体入)で不安を解消!安心してナイトワークを始めよう
ナイトワークの体入とはどんなものか、体入の時にはどんなことに気をつければよいかお伝えしてきました。
ナイトワークは、効率よく稼ぐこともでき、いろいろなお客さんとの出会いがあるやりがいのある仕事です。
エリアによっては基本的に面接で落ちないというお店や体入までは確実というお店もあります。
ただ主要エリアになると面接や体入で不採用になることが多くなってくるので、なるべく採用をもらいやすくなるために体入時は意識してみてください。
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10年以上港区を中心にラウンジ・キャバクラ・クラブ・ガールズバー紹介していた経験からライターに転身。
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